薬剤師さんのおかげで防げた処方ミス

私には、小学生の子どもがいる31歳の主婦です。仕事と家事・育児を両立しています。
仕事といってもフルタイム勤務なので、仕事の忙しさを言い訳に自分が体調不良の時はなかなか病院には行かないことがほとんどです。
しかし、病気になったのが、自分の命より大事な我が子であれば、そうは言っていられません。職場に無理を言って半日休みを頂いて普段通院している近所の耳鼻咽喉科に子どもを連れて行くことにしました。

冬場ということもあり風邪ひきの子連れの患者さんやお年寄りやらで待ち合い室はいっぱいでした。やっと診察が終わり病院の隣にある薬局で子どもの風邪薬を貰って帰ることにしました。
診察した医師は、子どもの体重と年齢を聞いてきたので、それに合う量の薬を処方してもらえていると思って安心していました。
ところが薬局に着き処方箋を出したら薬剤師さんが子どもの姿を一目みるなり開口一番に子どもの体重と年齢を聞いてきたのです。
不思議に思いながらも、診察した時と同じように体重と年齢を応えると『それならこの薬の量では、足りないかもしれません。医師に電話で確認致しますので暫らくお待ちください。』といわれたのです。

一目子どもの姿を観ただけで、すぐに薬の量が足りないと気づく薬剤師さんのプロ意識の高さに感心しながらも診察でも大変待たされた挙句に薬局で薬を貰うのにも待つのかと、その言葉を聞いた途端に一気に疲れがドット出てきたのも本音でした。
隣で順番を待つ子どもは、体調不良のせいで早く家に帰って休みたいばかりで私の右腕に項垂れてグッタリしていました。
それでも薬が足りなくては、困るので待つこと3分ぐらいでしょうか。

電話口で調剤薬局の薬剤師さんと耳鼻咽喉科の医師が薬は、「この量で足りてる、足りてない…。」の押し問答をしておりましたが現在の決められた量では、薬の量が足りない。
ということが電話で話している薬剤師さんとは、別の薬剤師さんが隣でパソコンで調べて判明したようで、結局処方箋に書かれている量よりも少しばかり多い量の薬を出して頂くことになりました。

素人には、処方箋に書かれている薬の量が体重にあっているのかどうかの判断は、出来ません。医師の間違いに薬剤師さんがその場で直ぐに気づいてくださったおかげで本当に助かりました。
決められた量の薬を飲み終わる頃には、子どもの症状もすっかり良くなっていました。忙しい中でも判断を誤らないプロ意識の大切さを目の当たりにした1日でもありました。

処方された薬が足りない分はまだしも、多すぎたり間違って全然違う薬を渡されたら命に関わる事もあるかと思います。
私たち患者側も医師や薬剤師にお任せではなく、処方箋と薬剤情報をしっかり確認する必要があるのだとこの機会に改めて考えさせらる良い経験をさせて頂きました。